2017/10/30

第二詩集『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』ご予約受付中です!

 
 第二詩集『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』が完成いたしました。私の日常や旅の思い出をたくさん詰め込みました。限りなく私的な作品が、どこまで詩的に結晶化したか、皆さんお読みになってご体験くださいませ。
 
 以下詳細です。
 
 発売日 2017年11月9日
   発行  モノクローム・プロジェクト
 出版社 らんか社
 価格   1,200円(税抜)
 
 編集 一色真理
 装幀 柏村忠治
 
 【目次】 全24編---------------------------------------------
 琥珀
 白樺の郵便
 星の街で
 夢想
 最果ての街へ
 ニューアークの蛍
 修道院にて
 マリーナ・ツヴェターエワに捧げる波の花束
 
 デラ・ロッビア・ブルーの屋根
 鎮める六月
 母音
 飛べ! オハラちゃん
 闘魚の泪
 虹のたもとで
 デザートには真実という名の果実を
 青春カクテル
 
 夜想曲
 朝の会話
 無患子
 ため息
 ゆうひ
 死の島
 化身する恋
 モスクワの宴
 
 あとがき
 
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2017/10/10

邑の映画会が始まるよ

 今年の11月3日も、群馬県邑楽町で邑(むら)の映画会が開かれます!
珠玉のアニメーションに劇映画、そして小栗康平監督のお話、盛りだくさんの内容です。子どもとおとな、みんなで作り上げる手作りの映画会です。わたしは今年で5回目の参加ですが、上映される映画は最高なものばかりだし、子どもたちの笑顔と接することもできて、毎回すごく楽しいです。みんなで暗闇の中、夢を見ましょうよ!

 映画会の詳細はこちらをどうぞ!

2017/10/01

近日詩集出ます

 ご無沙汰しております。秋、ですね。

 わたしの詩集が10月30日に出来上がることになりました。第二詩集です。今日、編集がすべて終わりました。この1か月、自分の書いてきたものと向き合って、自分の力の無さを痛感しつつ、でも今の時点で出来ることはしたと自負する気持ちもありつつ。編集を担当してくださった一色真理さんには本当にお世話になりました。

 タイトルは『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』。3章仕立てで、24編入っています。価格は1200円(税抜)です。いずれAmazonでも買えるようになると思うので、もう少しお待ちくださいませ。

 皆さん、良い秋をお過ごしくださいね!

2017/09/19

近況

 9月に入り、長いこと透析をしていた伯母がカビが原因の肺炎で亡くなり、お葬式に出たり、詩の原稿のゲラの手直しをしたりと、ちょっと忙しくしていました。
 伯母は本当にキレイなひとで、死に顔もお釈迦様のようでした。伯母は父の姉で、今年で84歳。わたしにとってお婆ちゃんのような歳ではあるのですが、お婆ちゃんというよりやっぱりおばちゃんという感じで、いつも可愛がってくれました。わたしと
妹にランドセルを買ってくれたのもこの伯母でした。
 伯母の柩の中に、わたしの詩を一篇、入れさせてもらいました。伯母の曾孫たちも、お手紙を入れたり、あふれんばかりの花と一緒に若い頃の伯母の写真も30枚くらい入れました。
 今でもまだ、伯母が亡くなったことが信じられません。でも、時間が経てば、わかるのかな。伯母ちゃん、最期は辛かったけど、本当にお疲れさまでした。今までありがとうございました。

 詩の方もがんばっております。タイトルは、『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』です。
お楽しみになさってください!

2017/08/26

お寺でライヴ

 今日は、詩人の永澤康太さんからのお誘いで、永澤さん率いる「ながさわ合唱団」さんと、ラッパーの狐火さんのライヴに、東大赤門前の法真寺本堂まで行ってまいりました。
 
まだ日が暮れないうちは、なんてことない本堂。
 
それが、陽が落ちると……
こんな感じに会場へ早変わり。
 
今日の「ながさわ合唱団」は、合唱でラップに挑戦! あの永澤さんが、ヨーヨーって感じで(笑)、指揮をしている姿、新たな一面を見た気がしてドキドキしました。
 
 
狐火さんのラップはすごく内容が切実で、わたしのラップをする人のイメージ(ヤンキーで近づき難い感じ)が良い意味で覆されました。死んでしまった飼い犬の話や、アルツハイマーになってしまったおばあちゃんのラップ、わたしまで涙が伝染しましたよ。
 
 それにしても、即興で歌を歌えるひとたちをわたしはほんと憧れます。永澤さんたちも狐火さんも、声に出して、肉体を通して作品を作り上げるのがかっこいい。即興というのは、準備が要らないというわけじゃなくて、常日頃から裸一貫で勝負しているからこそできるものだと思います。わたしも見習わなくっちゃ! ああ、今日は楽しかった! 
 
 

2017/08/23

大輪の花が咲いたね

 甲子園の決勝、埼玉の花咲徳栄が見事初優勝! 最初から閉会式まで観てしまいました(無職なので時間だけはある)! 埼玉県民として嬉しかった! わたくし野球のルールは42パーセントくらいしか分からないんですが(おいおいなんだそりゃ!)、夢中で観てしまいました。久々に興奮した。選手の皆さん、監督、おつかれさまでした!

2017/08/22

無職女になっちゃった

みなさん、暑いですが、お元気でお過ごしでしょうか。
 わたしのほうは実は、勤め先のパンとケーキのお店が、おとといで閉店になり(ずっと赤字だったんです)、今日で片づけが終わり、わたしは無職になってしまいました。夜中の新聞配達は続けますが、それだけでは生活にゆとりがもてないので、とりあえず、ハローワークに行って(行ったことないのでドキドキだ)、失業保険をもらいつつ、仕事を探そうと思っています。
 8月いっぱいは、詩のほうに力を入れて、あと、部屋の掃除もして、気分一新、秋から活動できるようにがんばります!

写真は、勤め先にずっと飾ってあった、置物。記念にもらってきました。

2017/08/14

異邦人

詩の原稿が揃い、いま推敲中です。長谷川先生には、「80点以上は出来てるから、あとは自分でどうにかしなさい」というお言葉を。締め切りが8月いっぱいなので、それまでしっかりやらなきゃ。推敲しながら、好きな音楽をかけまくってるんですが、エゴラッピンの『異邦人』がすごくいい! ああ、旅に出たい! 詩集ができ上がったらどこかの国にパーッとでかけたいもの!

2017/08/12

まぼろしの夏

 昨日はRちゃんのお宅に遊びに行ってきました。ジントニックとスパークリングワインを飲みつつ、ふたりでわたしの詩を読み合いっこして2時間半。朗読するといろんなことが見えてきて、勉強になります。Rちゃんに助言をいただき、帰ってすぐ机に向かいましたよ。詩集のカバーデザインのイメージもある程度決まり、本になるのが楽しみ。とにかく丁寧にことを進めよう。あわてんぼうなわたしだけど、今回はじっくりゆっくり余裕を持ちつつ進みたい。

 Rちゃん宅を出て、地元の駅に着くと、駅前で花火がドンドン打ち上がっており、ひとはどこから来たのか溢れかえり、夏を感じながら家路に。夏って、なんでもまぼろしみたいにみえて楽しいな。

2017/08/02

Bolt

フィギュアスケートのイリーナ・スルツカヤが2004-2005シーズンにショートプログラムで使っていたショスタコの「Bolt」(フィギュアを通じて色んな音楽に触れさせてもらったものでした)。特にこの「コゼルコフの友人たちとの踊り」の気怠い感じがわたしは好きで、何べんも繰り返し聴いたものでした。ちょっとお酒でも飲んでいるかのような、酔狂な感じも好き。ショスタコ偉大だ。これで滑ったイリーナ↓もすごかったなあ。
このモスクワでの世界選手権、わたしも観に行ったんですよ。雪の降る中、大変だったんよー。

ちなみにイリーナのショートでわたしが一番好きなのは、この「Culture」。ちょっとオリエンタルな感じが彼女に合ってる。

2017/07/31

夏のワルツ

前にやっていたブログでも紹介したことあるんですが、好きだからまた載せちゃう。モニカ・セッテルンドのサマーワルツ。こういう雰囲気大好き。マリンルックで海に遊びに行きたくなる!

2017/07/24

惚れたぜ

ミシェル・ペトルチアーニにはまっております。何時間でも聴いちゃう。障害を持っていることが魅力のひとつになっちゃうくらい、かっこいいピアノ。1:50からの右手だけのアドリブ。惚れた!

2017/07/22

がんばろう

 昨日、母のデイサービス先の施設で、ショートステイや入所の方のための新館ができたというので見学会に行ってきました。とてもきれいなお部屋がたくさん並んでいて、わたしも入りたいくらいだぞ(笑)。
 お昼を食べて、帰り際、母が3年前に脳梗塞で入院していたとき同室だったIさんに偶然会いました。本当にバカなわたしは、「お元気でしたか」とIさんに声をかけてしまった。ここに来るってことは元気ってことはないのに。Iさんはまだ50歳くらいの女性で、母が退院する日、泪を流して別れたっきりだった。みんながんばって生きているんだ。わたしもがんばろう。無理しない程度にやっていくよ。

2017/07/21

Just Think, 焼肉。

毎日暑いですが、皆さん、お元気でお過ごしですか。わたしは暑さにはめっぽう弱くて。今日はお肉を食べてスタミナを付けようと思います。詩のことで頭がいっぱいですが、今はお肉のことだけ考えるのだ!

2017/07/14

東京に水墨画の風が吹く

東京のど真ん中に来ています! 今日はRちゃんから頂いたチケットで、雪舟と等伯らの水墨画を観に東京まで来ました。彼らの水墨画を観て、抽象が具象に変貌してゆく凄みを感じ、自分の詩がいかに骨組みがぐらぐらで贅肉が多いか、反省しきり。でもがんばるよ!
詩集の原稿のほうはだいたい決まり、やっと推敲の段階に入りました。前回のように推敲もしないでパーッと作るのではなく、今回は丁寧に作りたい。みなさん、お楽しみに!
暑いですが、みなさんおからだ大切に!

2017/07/07

リアルな願いごと

近所のスーパーマーケットに置かれた竹にこんな短冊がかけられていた。「坐骨神経痛が治りますように」。ちょっとはじめ笑ってしまったんだけど、これはリアルで切実な願いです。わたしも腰と股関節が痛くて困ってるんで。まさえさん、早く良くなってね。

2017/07/04

似てる?

某老人ホームの冨岡さんというお爺様が、わたしの似顔絵を描いてくれるというのでモデルになってきました。笑顔がいいね~なんておだてられながら、できあがった絵を見てショック! わたしこんなんですか! 冨岡さんも、食事を作るおばさまたちもケラケラ笑うので、わたしも苦笑してしまった。でもね、似てるか似てないかは別として(ここ大事!)、一所懸命描いてくださって、嬉しかったな(^^)

詩人とお茶会

詩人の岩崎迪子さん、細田傳造さん、清水洋子さん、そして長谷川龍生先生と5人でお茶をしてきました。岩崎さんも細田さんも清水さんも、皆さん詩がうまくて、個性があって、魅力的な方たちです。わたしもそうなれるようにがんばるのだー。

 画像は左から岩崎さん、清水さん、細田さんの御詩集。直接ご本人からいただいて感激もひとしお!

2017/06/22

エイリアンズ

初夏の夜に聴きたくなるキリンジの『エイリアンズ』。梅雨だけど、こういう音楽を聴くと、雨も悪くないなーなんてさ。
 去る6月19日は長谷川龍生先生の89回目のバースデイでした。先生と一緒に、お祝いの桃のゼリーを食べて、共謀罪の是非について話して、マリーナ・ツヴェターエワやアルセー二ー・タルコフスキーの詩について話して、静かに過ごしました。
 さて、『詩と思想』に長谷川龍生論の原稿を送りました(約7700文字)。年内には掲載予定(掲載号が決まったらまたご連絡しますね)。皆さん、読・ん・で・ね☆

 追記(2017.6.24)
 わたしが書いた長谷川龍生先生の詩人論は『詩と思想』11月号に掲載予定です。まだだいぶ先ですが、お楽しみに~。
  
 追記(2017.7.8)
 急遽8月号に掲載されることになりました。7月の終わりに発売です。

2017/06/18

ラビリンス~

こういう雰囲気大好きです。雑多な街で夢見ながら踊る不思議な女。聴けば聴くほど旅に出たくなるな~。

2017/06/12

冷やし甘酒

 冷やし甘酒にはまっております。バイトから帰ってきて一杯、新聞配達から帰ってきて一杯、寝る前に一杯、朝起きて一杯。こんなんじゃ糖尿になるだぎゃー。甘いのに吞み口スッキリでとろっとした飲み心地がいいのよう。母にも上げたんですが、嚥下がうまくいかない母がごくごく飲めてました。夏が終わるまで(春夏限定らしい)飲み続けたいゾ!

カエルがいっぱい

わたしの両親のハネムーン(1982年くらい)は、アメリカから返還されたばかりの小笠原諸島でした。パスポートは要らなかったそうですが、検疫はあって、植物や動物などは勝手に持ち出せなかったそうです。島のアスファルトの舗道には大きな蛙が道をふさぐほどおり、ゲコゲコ鳴いていて気持ち悪かったという話をよく母から聞きました。こんな(写真)ような感じだったのかな~。

2017/06/05

タチアオイが燃え上がる日

今、わたしの暮らす街ではタチアオイがあちらこちらに咲いています。
光琳が立葵図屏風を描いていますが、やはり実物の迫力には敵わない。夕暮れどきに見ると、燃え上がるように咲いていて、怖いくらい美しい。
 
我が家のタチアオイ。わたしが集めてきた種から育てました。最初は淡いピンクだったのが、だんだんしろっぽくなってきちゃった。なぜ??
 
 タチアオイのようにすっきり背筋の伸びたステキな女性になりたいわあ。
 
 

2017/06/03

惚れた男はグルジアの男

グルジア(ジョージアって響きは郷愁がなくてつまんないなあ)を代表する作曲家ギヤ・カンチェーリをわたしに教えてくれたのは、詩人の長谷川龍生先生です。日本ではあまり知られていないと思うので、わたしのお気に入りをご紹介~。

まず、『Mimino』という映画で使われた『Yellow Leaves』。眠りに落ちる前に聴きたい一曲。女性の声がちょっとエンヤっぽいですが、こちらのほうがもっと瞑想的。

はい、お次は『საით მიდიხარ』ですよ! グルジア語、読めません! でも曲はかっこいいのだ。女性のヴォーカルが入っていて、案の定歌詞の内容はさっぱりなんですが、ここはそういう話は置いておいて(笑)。

ちなみに、ソ連で爆発的ヒットを飛ばした映画『不思議惑星キンザザ』の音楽もカンチェーリが担当しました。よく引き受けたな~(なぜか上から目線)。


 カンチェーリのCDが欲しいので、はい、今日もこれから新聞配達行ってきまーす!

 

メロンソーダのチェリーに口づけ

 今日はすごーく久しぶりに、炎天下、メロンソーダを飲みました。おいしかった~。前に飲んだのは15年くらい昔、新宿の三平食堂で、わたしのことを好いてくれた奇特な青年におごってもらったのでした(よく覚えてるな自分!)。小さい頃はファミレスに行くたび、親にねだって飲んでいたメロンソーダ。おとなになってから久しく飲んでいなかった。メロンソーダの青色と、チェリーの赤色、それにバニラアイスが乗っていれば、それだけで幸せだったあの頃。今日はちょっと昔のことを想い出した一日でした。(夢中で飲んじゃったので肝心のソーダの写真は撮れませんでした 笑)

2017/05/31

Rainbow Connection

昔、『恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい』という菅野美穂主演のドラマがあって、16歳の"無職少女A"だったわたくしは、テレビにかじりついて観ていたものでした。そのドラマの主題歌だったカーペンターズの『Rainbow Connection』が大好きでした。デビーとカーミットのヴァージョン、とってもキュート。
 それにしても、女性が憧れる女性ってなんだろう。わたしはレズビアンってわけじゃないはずなんですが(回りくどい!)、すてきな女性にすごく惹かれる。過去に何かあったわけでもないのに男性的な男性には恐怖を感じちゃうのだ。
 この前、アンディ・ウォーホルが撮ったデビーの写真を買ってしまいました。ライザ・ミネリのポラロイドも買いそうになった。ジュディ・ガーランドも大好きだし。彼女たちのように性に自由奔放な女性たちに憧れる一方、30歳過ぎてもまだ自分の性のアイデンティティがあやふやな自分が恥ずかしい。でもね、結構人生楽しいのよ。ちゃんちゃん♪ (自己完結ですまん!)

2017/05/30

夏色のお茶

 青いお茶を買いました。アンチャンというマメ科の植物からとれる青い色素でこういう色になっているそうです。味は全然癖がなく、お水のように飲めてしまいます。レモン果汁を入れると色がパープルになるんだとか。夏っぽい色合いで、たまには変わり種のお茶もいいものです。

おしゃれなおうちに住みたいの

 
おしゃれなおうちに住みたいと思っても、現実は築40年の木造住宅なので、なかなか夢は叶いません。でも、廊下の壁に大好きなロミー・シュナイダーの写真を飾ったり、窓辺にステンドガラスを飾ったり、色々と楽しんでいます。
 
 
廊下に飾った写真たち。
 
 

お気に入りの一枚。ロミー、美しい(ため息)。
 
階段の突き当りにナタリーレテさんのポスターを貼ってみました。
 
詩を書く仕事が終わったら、お部屋をおしゃれにして、おともだちを呼べるようにしたいのよう~。

2017/05/29

謎のフレンチフライ専門店

先日渋谷のヒカリエに行った際に寄ったフレンチフライ専門店『アンド ザ フリット』の袋や箱のデザインがおもしろかった。袋に描かれたこのおっさん誰?(笑) 箱に描かれた4人の関係は? 謎は多いですが、フライドポテトはおいしかったんでした!

あこがれ

デボラ・ハリーが最近になってバイセクシャルを公表したとき、「女性のほうが官能的よ」と言ったとか言わなかったとか。何にしても、自らの性に自由に生きられたらそれで良いよね。ああ、デボラの金髪と赤いリップのなんとお似合いなこと。イエローモンキーなわたしにはとても似合わないけれど、憧れちゃうのだ。

2017/05/28

みんなでスラヴ叙事詩を観てきたよ

 
 詩人の長谷川龍生先生と、三重県からやってこられた詩人の加藤千香子さんと、詩塾のTさん、M君、M君のおともだちのNさんとわたしとで、六本木で開催中の『ミュシャ展』に行ってきました。実はわたしとTさんは二度目。でも何度観ても、『スラヴ叙事詩』は素晴らしい。色使いや線の描き方は個人的には好きでないんですが(なんにもしらないくせに生意気なこと言ってすまん!)、スラヴをテーマにこれだけの大作を連作で描いた意気込みがすごいと思う。ミュシャの熱い想いが技術を超えて迫ってきます。スラヴのことももっと勉強しなくっちゃ。やることいっぱいでてんてこまいだっ!
 
 写真は、先生とスラヴ叙事詩の夢のコラボ(笑)。

2017/05/23

プチ映画会

 先日、詩人の長谷川龍生先生と塾生の皆で、先生の息子さんのお宅で「プチ映画会」をしてきました。今回観た映画は、10年くらい前にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『善き人のためのソナタ』。わたしはもう50回くらい観てるんで(しつこい病気でスイマセン)、内容はわかっていたんですが、皆さんと鑑賞後にいろいろ語り合えて楽しかったです。ちなみに次回は、小栗康平監督の『泥の河』を観る予定。
 
 ところで、先生の息子さんの奥様はお料理がとてもお上手だそうで、お部屋を改装して「子ども食堂」をはじめられたそうです。まだ、子どもたちはあまり来てくれないそうですが、近所のおばあちゃんがよく来てごはんを食べていかれるそうです。子ども食堂、なんてすてきな響きだろう。わたしもいつか、全国の子どもたちのもとで詩や絵本の朗読の行脚をしたいなんてささやかな夢がある。みんなの夢も、わたしの夢も、ぜーんぶ叶っちゃえっ!

圧巻カプースチン

こういう演奏を聴くと、ソ連の凄さというか底力を見せつけられるようで、彼らの前にひれ伏してしまうばかりです。カプースチンで一番好きなのは、「八つの演奏会用エチュード」なんですが、このトッカータも素敵。ピアノは鍵盤を「打つ」んだという基本的なことを思い起こさせてくれる、クールな演奏ですね。

2017/05/18

ひとり芝居

この歌が、今のわたしの気持ちを代弁してくれている……。

 なーんてね!(笑)

2017/05/16

バラ色の人生を

自宅の玄関に赤いバラが咲いた。クラシックだけど、バラらしい飽きのこない姿で、毎年よく咲く。香りも良い。わたしもこんなバラの似合う女性になりたいわあ。そ・れ・だ・け(笑)。

赤いスイートピー

 松田聖子が『赤いスイートピー』を歌ったとき、まだ赤いスイートピーはなく、最近(2006年ごろ)になってようやく作られたらしい。 近所の植物園に、赤いのやらピンクのやら紫のやら、あふれんばかりに咲いていた。誰もいない静かな植物園で、まったりとした幸せな時間。

2017/05/03

青春のうたごえ2

埼玉栄高校の合唱も天下一品なのですな。蓮沼先生、お若い! この曲の歌詞は、白石かずこさん。10年くらい前、一度、詩人さんたちの集まるパーティで白石さんにお会いしたことがある。集合写真を撮ることになったとき、白石さんに「わたしのひざの上に座ってもいいのよ」と言われてドキドキしたのを思い出す。

2017/05/02

青春のうたごえ

中学生の頃、同じ埼玉の大井町立大井中学校のこの歌がきっかけで、わたしは合唱バカとして目覚めてしまいました。なつかしい、大宮ソニックシティでの県大会で、この歌を生で聴いたときの感動のふるえ。それと同時に、この歌の歌詞を書かれている谷川俊太郎さんが、かっぱかっぱらったの、ただのことばあそびのおじさんじゃないんだと認識した(スイマセン!)、本格的に詩集を読むきっかけともなったのでした。
 わたしにとって合唱は、たった一度の青春をかけるだけのある、素晴らしい出来事でした。それにしてもあの頃は、埼玉には、音楽学校の先生も真っ青の、素晴らしい合唱の指揮者の先生がたくさんおりました。そういう先生のもとで勉強できたわたしたちは幸せでした。

2017/04/29

林檎嬢にカンパイ!

なんて言うんだろう、この曲の雰囲気。インテリアだったらレトロポップみたいな、古めかしくて懐かしいんだけど新鮮な感じ。椎名林檎がデビューしたときわたしはまだ中学生だったんですが、今でも好きだなあ。いつの間にか日本を背負うアーティストになってしまいましたな。凄いゾ!

2017/04/26

天国みたいな風景

昨日、詩人の長谷川龍生先生と道を歩いていたら、タンポポの綿毛の群生を発見! 先生とふたり、「夢みたい! 天国みたい!」とこの風景に興奮し、みとれてしまいました。ああ、タンポポの綿毛のようにふわふわと生きられたら! そうはいかないのが辛いところ!(同世代の、子どもさんがいるようなひとに比べたら、十分ふわふわな生活しているわたしではありますが……)

2017/04/22

ブータン一周忌

 
 今日はブータンの一周忌でした。さいたまは夕方から雨が降り出して、深夜まで降り続くようです。今でもブータンのことを考えると、泪ばっかり出ます。子どものころ飼っていた柴犬のしろのことを考えても、まだ泪が出ます。死んでもいいやつなんてたくさんいるけれど、ブータンもしろも、わたしにはかけがえのない猫と犬でした。ブータン、向こうで楽しく暮らしていてほしいよ。

2017/04/18

また息抜き

 
今日は近所の植物園に息抜きに行ってきました(息抜きばかりの人生だわたしってば)。桜はすっかり葉が生い茂り、サクラソウやチューリップ、水仙、パンジーなどが咲いておりました。写真は瓶にはった水の面に浮かんでいたサクラソウの花たち。色味の付いた雪の結晶のようだ。花を見ているとほんとこころが癒されますな。さっ、今夜も徹夜で詩を仕上げるぞっ!

2017/04/13

カップの中の桜



今日は、一か月に一度の病院の診察。Y先生は相変わらず、事務的な感じ。以前のT先生(人気の先生で一日多いときで200人も診察していたという。ありえん!)の時のように、短い診察でも「うまくやってってよ!」と背中を押して元気や笑顔をくれるようなことは皆無。お医者さんなんてそれでいいのかもね。何も望みませんよ。クスリだけ出してくれればいいのだ。でもなんだかかなしいな。                 
  病院の帰り道、隣り町まで20キロにわたる桜並木を歩いているひとは誰もおらず、ひとりでてくてく桜見物しがてら家まで歩いて行きました。桜の樹をみると、死についてばかり考えてしまいます。こんなこと話したら、友だちは嫌な思いするってわかってるんだけど。詩なんか書いてるんだから、ちょっと頭がおかしいのも仕方がないのだ、たぶん。
写真は散歩の途中拾った桜の花を、わたしがむかし絵付けしたカップに飾ってみました。

2017/04/05

春色ムエット

昨日からだいぶ暖かくなってきて、夜な夜な都会をひとり歩き。近所のソメイヨシノもほぼ満開で、休日にでもお花見に行ってこよう~。
 
 ところで、Diorの香水「Miss Dior」のムエット(試香紙)がめちゃかわいい! こんなステキなムエット初めて見ました。ディオールの誰が考えたんだろう。ありそうでなかったデザイン。店員さんに手渡されたとき、てのひらの中で、新鮮な春がはじまった。

2017/04/01

エテリコーチの凄さ

ジェーニャちゃんが2連覇を果たした今年の世界選手権。彼女とそのコーチのドキュメンタリーに見入っちゃいました。特にエテリコーチの波乱万丈なその半生と、本質をズバッと見極める感性とそれを的確に言葉にできる聡明さが素晴らしい。スポーツなんだけれど、それを超えたものを追求しているように見えます。エテリコーチのもとには、ジェーニャちゃんだけじゃなく、今年15歳になるザギトワちゃん(世界ジュニア優勝)もおり、韓国でのオリンピックではダブル表彰台も夢ではないかも!? と期待しちゃいますが、彼女らは明日のことはわからないと言うのです。わたしも一日一日を大切に、自分のできることをして、さあ、詩を書こう。

2017/03/29

てんてこまい

 表参道のバザー・エ・ガルド・モンジェさんで購入した一本つののかたつむりと、サンクトペテルブルクのお土産屋さんで昔買ったプーチンさんのマトリョーシカを並べてみました。もう自分でもなんだかわからないシュールな組み合わせとなってしまいました……。
 ところで今度、「詩と思想」という雑誌の9月号に長谷川龍生論を8000文字くらい書くことになりました。昨日長谷川先生に、評論書かせていただきますと連絡したら、「勝手に、自由にやってください」とのこと。締め切りはまだかなり先なんですが、本腰入れて今から準備しなくては。夏には詩集の原稿の締め切りもあるし、もうやることがあり過ぎて、日ごろのんびり屋のわたしはてんてこまいでございます。腕まくりして、首からタオル下げて、よっこらっしょっと!

2017/03/25

楽しみ過ぎる

 今度、詩人の長谷川龍生先生と、詩塾のみなさんとでミュシャ展に行くことになりました。先生は非常に楽しみになさっていて、思わずこんな当て字をしてしまったのだとか。

 「美輸史野」でミュシャと読ませる。先生、すごいネーミングセンスです。
 
さらに、ミュシャの「スラヴ叙事詩」が楽しみ過ぎて、こんな当て字まで。
すべからく愛って!(笑) 先生どれだけミュシャ展を楽しみになさっているんだ!
 
 ちなみに、芸術新潮のミュシャ特集にも載っていたヴラスタ・チハーコヴァーさん(今回のミュシャ展の監修者)と先生はお知り合いだそうで、先生がプラハに行かれた時、3日間くらいおうちに泊めてもらったそうです。そんなこんなで、ミュシャ展への期待はつのるばかり。早く行きたいよ~。

春のハリネズミ by 母

今日は母のデイサービスの日。夕方母が帰ってくると、バッグの中を見ろというので、何かな~と思ったら、かわいいハリネズミの置物が! 紙粘土で作ったからだに向日葵の種をさして、うまくハリネズミを作っております。母は左利きなんですが、左半身が麻痺しているので、こういうのを作るのも結構大変なはず。よく作ったなー。スタッフのひともよく丁寧に教えてくれるなー。春っぽくてすごくかわいいですな(^^)

2017/03/24

ジョン・デリアンさん本Getなのだ

今日は、表参道のH.P.DECOさんまで、ジョン・デリアンさんのピクチャーブックを買いに行ってきました。なんと今日はジョンさんご本人が初来日しており、サインも頂いちゃいました。収録されている18世紀や19世紀のイラストがとても魅力的で、寝る前にゆっくり眺めていい夢みようと思います。
今日のお店はちょっとしたパーティの雰囲気。わたしは白ワインを2杯も頂いちゃって、良い気分。

ジョンさんの新作。きのこ柄はどれもかわいい! 全部ほしいぞ!


 おまけ。
ジョンさんの隣のデブな女はわたしじゃない、わたしじゃない、わたしじゃないゾ!!!

2017/03/23

身に沁みる歌

いまも昔も、ジュディの歌で一番好きなのはこれかも。歌詞が身に沁みるのだ(笑)。

わたしはだいたい、アイラ・ガーシュウィンの歌詞に自然と惹かれるようで、この"How Long Has This Been Going On?"なんかも大好きです。

 なんとなく1950年代のアメリカの歌が好きなわたくし。ジュディも好きだけど、ペギー・リーも好き。そんなふたりのドゥエットで今日は締め括りましょう。

 それでは、世界よ、おやすみなのだ!

2017/03/22

3月のたわごと

 10月の天秤座のときに生まれたからでしょうか、3月の牡羊座生まれのひとと全く気が合いません。10月生まれのランボーが、3月生まれのヴェルレーヌに撃たれたのも、なんだか分かる気がしてなりません。水と油のような2つの星座。10月生まれの天秤座と3月生まれの牡羊座は、一瞬惹かれ合っても、永遠に結ばれることはないでしょう。これは断言できる。
 10月の天秤座のひとであるホロヴィッツの、ひとの感情を煽るようなピアノにわたしは惹かれます。でも3月のこの時期になると、リヒテルの端正なピアノが聴きたくなる。そう、彼は3月の牡羊座のひと。
 全く非なるこのふたつの星座がぶつかったとき、新しい何かが生まれるとわたしは思いたかった。でも、それは子どものみる夢のようなもの。子どもだったわたしは、3月生まれの牡羊座を地獄に落とすまで諦めなかった。怨念がわたしを生かした時期があった。でもそれはもう過去のことだ。
 さて、わたしはもう何にもとらわれない。すごく自由だ。審判をくだすのはいつもわたし自身であって、それでいい。

インパルスの結果

 
 大変です! インパルスが自分でコントロール不能です! 
 画像左は、表参道のナタリー・レテさんのお店で買ったティータオル。派手でも地味でもなく、自然な色合いと素朴なイラストがいいなあと思って衝動買い。使用していないときのパソコンにかけて使っています。
画像右は、ジョン・デリアンさんのお店で作られたタチアオイの花のイラストがプリントされたトートバッグ二子玉川の好奇心の小部屋で購入。タチアオイはわたしのテーマカラーならぬテーマフラワーなのでね(なんだそれ)、こちらも衝動買い。
 
 3つ目の衝動買いは、表参道のH.P.DECOさんで購入したBELLOCQのハーブティー"PIC DU MIDI"。PIC DU MIDI"とは、ピレネー山脈の山の名前なんだそうです。生姜とミント、黒すぐりがブレンドされており、美味しい空気を吸い込んだかのようなフレッシュな気分になれるお茶です。カフェインフリーなので、夜中ずっと起きているわたしにはちょっと物足りないものの、完全に夜型人間になってしまった自分への警鐘として、健康的な黄色い缶を飾ってみているのです。
 
 と、まあ、衝動制御障害(Impulse control disorder) のわたくしが買い込んだ証拠物件をお見せいたしましたが、いかがでしたでしょうか。このビョーキはセロトニン増やしても治らんのよ。困ったワタクシなのだー(そのわりにオトメのようにノー天気!)。
 

2017/03/21

春になったら

 昨日はまた詩人の長谷川龍生先生のところに遊びに行ってきました。3時間くらい先生と、詩のこと文学のこと、最近気になって仕方がないポピュリズムのことなど、語り合ってきました。こういう時間がわたしには大切なのだよ。先生が珍しく、お花見に行きたいですとおっしゃるので、4月になったら詩塾のみんなで砧公園の桜でも見てくる予定。
 先生が、「春になったら、良い詩がたくさん書けます」と不思議なことをおっしゃった。でも、なんとなくそんな気がして、春になったらいっぱい良い詩を作りたいな。詩塾のみんなとももっと語り合いたいことがあるし、楽しみなこともいっぱいあって、なんか春ってるんるんなのだ(笑)。

2017/03/18

上手にできたよ

 
 今日は表参道の『バザー・エ・ガルド・モンジェ』さんで、1012Terraさんのご指導のもと、かわいい花瓶を作ってきました。薄いガラスを、こてを使ってハンダで接着していくんですが、左利きのくせにぶきっちょなわたくしは、これが難しくて、何度も先生に助けてもらい、なんとか完成。はんだこてなんて触ったの中学生のとき以来でしょうか。でも自分で何かを作るって楽しいですナ。予定一時間半で完成のところ2時間延長。愛情こめて何かを作るって時間がかかる! 先生、皆さん、楽しい時間をありがとうございました。お部屋に花を飾ろう。                                  さて、ここでひとつご報告。今年中に第二詩集出します! 一色真理さんから新しいプロジェクトにお誘いいただいちゃったのです! と、いう、わけ、で。もう一日12時間とか眠っている場合ではない(でもね、詩を書くと疲れ過ぎて眠くなっちゃうのよー)。がんばりまーす!

2017/03/09

お寿司と指輪は自分で

   女の子へ「寿司と指輪は自分で買おう」 西原理恵子さん

 男のひとに頼って生きて行こうと思ったことがありません。家にいるのが好きでないわたしは、専業主婦にも向いていないと思います。だからといって週に5日朝から晩まで働くのも向いていない。詩を書く時間もほしい。そんなわたしがお金を稼ぐための方法を、いま、探っているところです。とにかく、自分の幸せは自分で発掘したい。他人に任せるのはつまらない。お寿司と指輪は自分で。わたしの母がそうだったように。33歳の実感です。

2017/03/07

さくら咲く

心臓と腎臓を悪くして去年の春から入院している浅草の伯母のもとへ、お見舞いに行ってきました。桜の咲くころには退院したいね、隅田川の桜が見たいねと言っていたところ、病院のデイルームに立派な桜の樹がありました! 看護師さんや患者さんたちが作ったものだそう。とても立派です。
 伯母ちゃん、早くよくなってね。

2017/02/23

マリーのように

 

TさんとRちゃんと一緒に、いま六本木で開かれている「マリー アントワネット展」に行ってきました。(画像はマリーのプチアパルトマンの居室を模した展示。)
   マリーが産まれてからギロチンにかけられるまでの生涯を見渡せる今回の展覧会。濃密な内容に観たあとぐったり。帰りにホットケーキ三枚重ね食べちゃったよ! ホットケーキを頬張りつつ、3人で話し合った結果、マリーは生まれる場所と時代を間違ったのではないかと。こうして一緒にホットケーキを食べておしゃべりするのが大好きなふつうの女性だったんじゃないかってね。湯水のようにお金を使って、やりたいことをやって、恋人とも相思相愛で、後悔のない人生だったんじゃないかな……。わたしももうここまで来たら、もっともっと好きなことだけして生きたいわ(そうはいかないところが辛いところ)。

きみは犯罪者の眼をしている

――あらゆる悪人が詩人であるからといって、あらゆる詩人が、悪人であるときまっていない。

 花田清輝さんが「マザー・グース・メロディ」というエッセイの中でそう言われているとおり、わたしの人生も悪人の魅力にとり憑かれている。
 この前、久々にMくんと語り合って、やはり20世紀最大の芸術家はフランシス・ベーコンであると結論が出た。ベーコンのインタビューの動画、英語だから何を言ってるかほとんど分からないのだが、彼の眼は犯罪者そのものだ。罪を犯して生きてきたものの眼だ。しかしなんと魅力的なんだろう。身を乗り出して彼の話を聴きたくなる。
 とにかくベーコンに関しては知りたいことがいっぱいあって、彼の好きなベラスケスのことももっと知りたいし、わたしももうしばらくやりたいことがいっぱいなのです。

ノスタルジアもいいけれど……

 詩人の長谷川龍生先生とSさんとMくんとわたしの4人で、新宿までタルコフスキーの映画を観てきました。先生とMくんとわたしは2回目。今回は『ノスタルジア』と『ローラーとバイオリン』、『僕の村は戦場だった』の3本を鑑賞。『ノスタルジア』より『ローラーとバイオリン』のほうが傑作だ! というわたしたちの感想。帰り、映画館のそばの「石の家」という昭和の良い雰囲気ただよう中華居酒屋さんで、語り合いました。次は、ミュシャ展も行きたいし、先生にソク―ロフの映画も観せてあげたいし、たのしみなことが山積みなのだー。

2017/02/21

ひろか33

花田清輝さんのお決まりのお食事は、カレーライスと牛乳だったそう。毎日そうだったんですって。あなたはイチローか、はたまた横須賀の海軍かいっ! と突っ込みを入れたくなる。
 それにしても、満島ひかりという女優さんは、見れば見るほど不思議な顔をしているんだけれど、演技も歌もうまくて、もう宮崎あおいなんて目じゃないです。中森明菜じゃないけれど、声質も声量も決していいわけじゃないけれど、歌詞の雰囲気を伝えるのがすごくうまい。ぴか一だ。

2017/02/20

Dancing in the Dark

15年くらい前、渋谷でフォッシーの舞台を観て、そのとき買った『フォッシー』のDVDをいくど観たかしれない(100回とか200回とかのレベルじゃない。あたいは重度の強迫性障害なのだよ)。くらやみのなか、ベン・ヴァーリンの味のある声に合わせて踊るダンサーたち。マーク・カラミーアの踊りたくてたまらない気持ちが伝わってくるニクイからだの動き。お人形さんのように愛らしいダイリス・クローマン。夢見るようだ。こういう夢だけ見て生きたいものだ。
 この動画に続く『パジャマゲーム』のナンバー「スチームヒート」もいいのよ~。

2017/02/14

チョコまみれのヴァレンタイン

 皆さんにわたしからヴァレンタインのケーキをお裾分け! 

2017/01/28

斎藤さんLOVE

 寒さ厳しいほどに、脚の付け根がキリキリ痛みます。変形性股関節症の一歩手前のわたくし、このままじゃ舛添さんのように手術することになって、公用車で湯河原に通わなくちゃいけなくなるー(いや、ならないから)。

 この痛みを紛らわせるように、Youtubeでお笑いの動画ばっかり観ています。今更なんですが、トレンディエンジェルの斎藤さんの魅力にやられてしまいました。エガちゃんにしろ斎藤さんにしろ、若いころからハゲてるひとに惹かれるわたしってなんだ。

 暖かくなったら、少しは体も楽になるじゃろう(おばあちゃんみたいだよう)、春が待ち遠しいのう。

2017/01/25

増殖するりのちゃん

 Rちゃんこと、りのちゃんのピンタレストがものすごい勢いで増殖しています!
 リアルなりのちゃんのように、センスが良くてきれいで、ユーモアがあって、ほっこりするステキなページなので皆さんもぜひ見てみてくださーい!
 特にわたしは「お祈り」と「明日もがんばる」のピンがお気に入り~。
 
 りのちゃんのページはこちらでーす!

いやーん困ったー

 ここのところ急に寒くなってから、股関節がキリキリ痛み出して、立っているのも歩くのも辛く、病院で診てもらったところ、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)とのこと。なんでもそれは、骨盤の形態異常のことだそうで、臼蓋側のかぶりが浅く、股関節が不安定な状態であることを言うんだそうです。生まれつきの場合と後天性の場合とがあって、わたしのはたぶん後天性であると思われます。
 実は、去年の今頃もこの股関節の痛みがあり、暖かくなってくるのと一緒に股関節の痛みもとれたので、今回もたぶん春になって暖かくなれば良くなるだろということでした。「これ以上痛みがひどくなったら手術しましょ」と整形外科には珍しい美人の女医さんにかーるい調子で言われてしまい、ゾッとしたわたくし。手術なんていやーん。とりあえず、体を冷やさないように着込み、ホカロンと湯たんぽと灯油ストーブとエアコンで部屋をガンガンに暖めてみました。生姜紅茶もいっぱい作ってガブガブ飲んでおります。
 それにしても、股関節が痛むとは、いちおうレディのはしくれとしては、こっぱずかしいですよ、ほんとは。でもそんなこと言えない痛みなんですよマジで。16歳のときなった椎間板ヘルニアのほうもしくしく痛むし、もうやんなっちゃう。
 皆さんもご自愛くださいね!!

2017/01/24

BELLOCQでほっこり

 最近ちょくちょく通っているH.P.DECOさんで知った、ニューヨークはブルックリンの紅茶専門店BELLOCQのお茶。正直アメリカ舐めてましたよ、わたしは。どうせ大味だろうと。しかし実際飲んでみたら、なんと繊細な味わいなんでしょう。まだ3種類しか飲んでないのですが(ジプシーキャラバンと、リトルディケンスと、アシュラムアフタヌーン)、どれも個性があっておいしいのー(お茶とは違い、これは大味な表現だ)。特にリトルディケンスは、ルイボス茶をベースにカカオ、シナモン、ミントが加えられており、甘さと爽やかさがミックスされていておいしいのー。紅茶っておいしいなあって生まれて初めて思いましたよ、ほんとに。今夜も紅茶を飲んであたたまってから、新聞配達さ!

2017/01/23

ピンタレスト始めました

 2017年、何か新しいことを始めたいと思い、いまさらではありますがPinterest(ピンタレスト)を始めました。

 わたしのページはこちらです!
 
 み・て・ね☆

2017/01/19

ペトルチアーニと夜を深く味わう

 今日は詩人の長谷川龍生先生のところにひとりで遊びに行ってきました。先生のお部屋からバスで4、5分のところにあるおしゃれでリーズナブルなカフェで人生相談にのっていただき、「松井さんの将来はわたしが考えてあげますから、何も心配いりません!」とまで言ってもらい、ありがたやありがたや。
 
 今日は、ミシェル・ペトルチアーニでも聴いて、夜を深く味わいたい気分(うふっ)。なーんて言っている場合でもなく、はいはい、今日も新聞配達なのさ! 寒いよっ! 着込み過ぎてダルマさんのようなわたくしですよっ! ではっ!

2017/01/15

好きなひとよりはるかに好きなのだ

むかしわたしが好きだったひとが聴いていて、そのひとよりはるかに好きになってしまった、彼こそジョン・ゾーンさん(オレンジのTシャツのひとね、念のため)。冗談で、いや、半ば本気で日本妻にして~なんておばかなわたしは言っておりましたが(ほんと当時はそのくらい好きでした)、これを聴くと今でもテンション上がりますな。アヴァンギャルドって今の日本では死語のようになっとりますが、いつの時代でも前衛はいるわけで、そういうものをキャッチするアンテナは常にはっておきたいものですね。

しばれる夜に

 いや~、寒いなんてもんじゃない、「しばれるー」という言葉がぴったりな深夜の新聞配達、無事に終えて帰ってきましたよ。でもね、むかしひとりで行ってきたモスクワの1月に比べたら(冬のモスクワなんてふつう女がひとりで行く場所じゃないよ)、ちっとも寒くない!

 さて、こんな夜は、ワインでも飲みながらジャズでも、といきたいところですが、あえてクラシックを。ユジャ・ワンさんが弾くシューマンの『The Smuggler』。2分弱の短い曲ですが、あたまがよくてすばしこくて飄々としていてかつ魅力的な密輸業者の雰囲気がよく表現されております(なんだそりゃ)。
 
 ユジャ・ワンさんはゲイリー・グラフマンの弟子だということで、つまりホロヴィッツの孫弟子にあたります。技巧がとにかく素晴らしくて、これから、ホロヴィッツのように感情が異常に豊かで聴衆の感性を揺さぶりまくるような歴史に残るピアニストになることを大いに期待。

2017/01/14

ちゃっかり はに丸くん

はに丸くんをご存知でしょうか。わたしが子どもの頃、NHKで『おーい!はに丸』という教育番組がやっていて、そのガチャガチャを先日発見し、あまりの懐かしさに200円投資してしまいましたよ。いつのまにか消えてしまったと思っていたら現在、『NHK はに丸ジャーナル』なんて看板番組をちゃっかり持っているはに丸くん。今度観て、、、いや、観ないかも(笑)。

ピーコックマニア

ジョン・デリアンさん孔雀のプレートを購入。実物の孔雀は苦手だけど(見るとなぜか背すじがゾッとする)、孔雀モチーフの雑貨にはおさいふのひもをすぐ緩めてしまうわたし。そうそう、10代から20代のはじめにひとり暮らししていたときは、近所の大丸ピーコックで毎日お買い物していたものでした(笑)。
 なんでもジョン・デリアンさんはニューヨークにお店を構えており、そこでご自分でコレクションされている膨大な18世紀や19世紀のイラストを使ってプレートやオブジェを制作しているのだとか。これが、なんともいい味を出していて、みんなほしくなっちゃう!
 デリアンさんの作品が芸術かといったら、それは違うような気がするし、やはり職人芸だと思うのですが、自分のお部屋に「アート感」をプラスしたいと思ったら、こういうのを取り入れるのは手軽でいいと思うのです。

サイン本 get~

 去年、弥生美術館で開かれた山岸凉子さんの展覧会。ファンとしてはもちろん駆けつけました。そして、ガラス越しではあるものの生の原画に触れて、その豊かな色使いや線の緻密さに感動し、さらにファンになってしまいました。                             昨日、上野駅の本屋さんで、山岸凉子さんのサイン本を偶然にゲット! 『レベレーション』は山岸さんの最新作で、ジャンヌ・ダルクが主人公。信心深いジャンヌの顛末をどう描いてゆかれるのか、非常にたのしみに読んでいます。人間の心の奥底のどろどろしたところ、ふつうならのぞき込まなくてもいいようなところを、山岸さんはあえて描く。そこがわたしは好きなのです。昨日は、一方で東村アキコさんの『東京タラレバ娘』も購入。これがまた面白いんだな。女のまんが街道まっしぐらなわたくしなのですよ。

2017/01/07

今年のテーマは"ときめき"と"愛について~エロス~"

こんばんは! 年末遊びに行ったRちゃん宅で全話一気に観た『ユーリ!!! on ICE』にハマってしまった松井ひろかです。ヴィクトルコーチが好きなのさ~(面食いですまん!)。

さて、今日は、年末にネットで注文していたポスターが、カナダからようやく届きました。
一枚目タマラ・ド・レンピッカの『鳩を抱く女』です! 
平和の象徴・鳩を抱いて、今年こそ平和に過ごせますようにと祈りつつ――。
 
二枚目、同じくレンピッカの『美しきラファエラ』。
セクシー、かなりエロい! でもSoooo Cool! 寝室に飾ることにしました。
 
今年は、部屋をときめくもので埋めていきたい! 独身なんだもの、好き勝手やっていいじゃない! 先日は、表参道のH.P.DECOさんにも行ってきました。そこで買った紅茶をすすりつつ、ほっこりしているわたくしなのでした~
 
 

2017/01/02

意外とおいしい

 Rちゃんがファミマで買ってきてくれた、妖怪ウォッチのフユニャンの肉まん。色はどぎついけれど、味はとーっても美味しかったんでした!

2017/01/01

きのこじいさんが応援してくれています


明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、今年のわたくしは、何事も面倒くさがらずマメに動くことが、目標といえば目標です。トイレ掃除も今まで以上にこまめにやるのさ。そして、最低5キロは痩せること! 詩もつくり、年末あたりに出版できるよう、がんばります。かなりのんきに生きてきてしまったわたしですが、今年はやるのさ! 我が家のきのこじいさんたち(マリーナさんのお友だちのマトリョーシカ職人さんが作ってくれた)も応援してくれているー

第二詩集『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』ご予約受付中です!

   第二詩集『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』が完成いたしました。私の日常や旅の思い出をたくさん詰め込みました。限りなく私的な作品が、どこまで詩的に結晶化したか、皆さんお読みになってご体験くださいませ。   只今Amazonでご予約受付中です。    以下詳...