さて、こんな夜は、ワインでも飲みながらジャズでも、といきたいところですが、あえてクラシックを。ユジャ・ワンさんが弾くシューマンの『The Smuggler』。2分弱の短い曲ですが、あたまがよくてすばしこくて飄々としていてかつ魅力的な密輸業者の雰囲気がよく表現されております(なんだそりゃ)。
ユジャ・ワンさんはゲイリー・グラフマンの弟子だということで、つまりホロヴィッツの孫弟子にあたります。技巧がとにかく素晴らしくて、これから、ホロヴィッツのように感情が異常に豊かで聴衆の感性を揺さぶりまくるような歴史に残るピアニストになることを大いに期待。
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