
長谷川龍生先生から、埴谷雄高さんの本をお借りしました。先生曰く、埴谷さんは戦後文学のドン・キホーテ。名文家で、しかし原稿用紙が真っ黒になるまで推敲する方なんだそうです。今夜は徹夜でこれを読むぞっと。楽しみなのだ。
そのひとは、肩に青いインコを乗せてやってきた。その方とは、株式会社サンリクの小山田政幸会長のことだ。ある日、わたしが昼間勤めているパンとケーキのお店に来てくださり、やがて常連さんとなってくださった。店にはいつも奥様や従業員さんといらっしゃり、肩に青いインコの「あおちゃん」を乗せているので、わたしは初め、まるでアンデルセンの童話から出てきたようなひとだと思った。小山田さんはよく、サンリクさんの商品のわかめやもずく、その肥料で作った皮の薄いとびきりおいしいトマトなど、プレゼントしてくださった。今は、息子さんに会社をゆずり、ご自分は、ねこカフェならぬ「インコカフェ」を経営されているという。気さくで、情にあつく、こころあたたかい方である。今日もわかめをいただいた。与えられるばっかりの愛で、わたしは恐縮するばかり。小山田さんは、本当に、天使みたいなひとである。
今日はRちゃんと竹橋の近代美術館へ、詩人の吉増剛造さんの展覧会に行ってきました。会場の中は暗闇で、黒いカーテンで仕切られており、吉増さんの直筆のノートや、カセットテープに録音した「声ノート」、詩的映像、写真、言葉を打ち付けた銅板(1枚目の写真)、新詩集の原稿(のような絵のようなもの)などが展示されていました。Rちゃんとわたしは、吉増さんが旅された地の記録映像を1時間以上も鑑賞し、ちょっとだけ吉増さんの小宇宙に近づけたような気がしました。映像の終わりにいつも吉増さんが「ありがとうございましたー」とカワイイ声で言われるのが、なんだかツボにはまっちゃいました(笑)。
2枚目の写真は、吉増さんが録音された「声のコレクション」(カセットテープ)。いろんなひとの声のサンプルがあって、中にはマヤコフスキーとかパステルナークの詩の朗読もあり、すごくすごく聴きたかったです(コレクションの一部は、天井から釣り下がったスピーカーから聴くことができます)。第二詩集『デラ・ロッビア・ブルーの屋根』が完成いたしました。私の日常や旅の思い出をたくさん詰め込みました。限りなく私的な作品が、どこまで詩的に結晶化したか、皆さんお読みになってご体験くださいませ。 只今Amazonでご予約受付中です。 以下詳...