今日は、詩人の長谷川龍生先生のお仕事部屋へ、俳優の平本閣さんとおじゃましてきました! と言っても、遊びに行ってきたのではないのだよ。先生から頼まれて、本の片づけをお手伝いしにいってきたのです。わたしは腕まくりをして気合いを入れていったのですが、先生が「まあ、文学の話でもしながらゆっくりやりましょうや」とおっしゃるので、片づけはあまり進まず、先生の用意してくださったサバランをいただきながら、文学のことなどおしゃべりばっかりしてました。
先生のお部屋には、いろんな貴重なものが無造作においてあり、たとえば、ジャン・ジュネ直筆のメモがあって、これは先生がパリまでジュネに会いに行ったときに頂いてきたものだそうで、これって博物館級の資料じゃないかと。ジュネの字はとても丁寧で細かくて、すばしっこい彼の気性が感じられて、生で見られて感激しました!
先生の最晩年が明るいものであるように、わたしもそのお手伝いができたらいいなと思います。片づけも文学の話をしながらゆっくりやることにいたしましょう。というわけで、これからしばらく先生のところに通うことになりました。今年もいろいろあったけど、さいごにこんな楽しいことが待っているとは!
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